人気ブログランキング | 話題のタグを見る

映画「いただきます」参加者さんからの感想レポートです。

5月13日土曜日 西宮おやこ園にて。(主催:a little)
「みそを作るこどもたち」の素敵なドキュメンタリー映画『いただきます』を鑑賞しました。
映画「いただきます」参加者さんからの感想レポートです。_d0350885_09112513.jpg

福岡にある高取保育園は「知育、体育、徳育の根本に、食の教育がある」という教育理念のもと、「食育」という概念がなかった時代から独自の試行錯誤を重ねてきた保育園。朝から崖登り。みんなでお掃除。裸足で泥んこになって走り回る。給食は、玄米ごはんと味噌汁を中心に無農薬の野菜などを使った伝統的な和食。子供たち自身が給食を盛り付ける。お味噌や漬物も、自分たちで作る。イベントではなく、自分たちが食べるものだから、自分たちで作る。お味噌は、なんと月に100キロも仕込む。年長のこどもが下のこどもに、味噌の作り方を伝授する。年長が卒園したあと、下の子たちが先輩の作ったお味噌をたべる。どんな気持ちでお味噌を作るのかな?園長先生の問いに「心を込めて作る!」と、こどもたち。「しなさい!ではなくて、やれば気持ちがいいし、楽しいということ。ここでは自然に学んでいく。子供たちには自分で自分のことを出来るようにしてやりたい。」と、園長先生。
映画「いただきます」参加者さんからの感想レポートです。_d0350885_09144297.jpg
そして、一人一人のこどもの手をぎゅっと握って、時にはぎゅっと抱きしめて「大好き!」と。特別なことではなく、自分のことを自分ですること。誰かを思って、何かをすること。あなたが大好き!あなたは大切な人なんだよと伝えること。「家庭の和食力」を実践ながら、心と身体をいきいきと動かす生活で、アトピーの子のお肌もきれいになって、強くなっていく。何と言っても、仲良くおいしそうに給食をほおばる子供たちの笑顔の素敵なこと!どこか懐かしいような子育ての風景。当たり前のようなのに、なぜか出来にくい、難しい現代。こんな保育園が、もっと日本中に、世界中に広まればいいのにな~。科学的に解明されつつあるみその効能の解説もはさみながら、瞳がキラキラ輝く子供たちの、それはそれは美しい映像と、やわらかな音楽に、心がほっこり。ハンカチで涙をぬぐう参加者の姿も、、。子育て世代はもちろん、すべての人に観て頂きたいドキュメンタリー映画でした。

映画「いただきます」参加者さんからの感想レポートです。_d0350885_09140384.jpg
映画鑑賞のあとは、ゆうこさんの叔父様の作ったという無農薬のお米、無農薬野菜の手作りふりかけを使って、スタッフの皆さんが握ってくれたおむすび&優しいお味のお味噌汁を頂きながら、シェアタイム!参加者は、小さなお子さん連れから、小学生パパ&ママ、大学生ママ、姪っ子育て中まで。

自己紹介と映画の感想は、、「和食が良いのはわかっていたけど何故良いかがわかった」「昔は玄米和食にがんばっていたけど、最近さぼっていたから、またやらなくちゃと思った」「映画で紹介された簡単にできる和食メニューから実践したい」などなど。そして、話題は「食」から、放射能汚染や日本では報道されない海外のニュースまで、興味深~いお話に発展!話は尽きませんでした。学び多い、豊かな時間でした。みなさん、ありがとうございました!!
映画「いただきます」参加者さんからの感想レポートです。_d0350885_09142134.jpg
a littleについてはホームページをご覧ください。


映画「いただきます」は自主上映会の開催を呼びかけています。興味ある方は、「いただきます」公式ホームページからお問い合わせください。「いただきます」公式ホームページへ


by alittleblog | 2017-05-17 09:18 | イベント報告